タビ(猫)の妹たち

1年前に家の玄関に捨てられて、しばらく我が家で預かっていた猫たちの消息がわかりました。その内の1匹が我が家の黒猫のタビですが、他に2匹の妹がいました。
最近その妹達を引き取り飼い主を探してくれた家の方から引き取り先を伺いました。
写真中央の美人の妹は小金井市にある喫茶店の看板娘になっているそうです。
体が弱々しかった末っ子の妹は東北沢にお住まいの方に引き取られて幸せに過ごしているだろうとのことでした。
一つの良い話も聞きました。末っ子の子猫は体が弱いのでしばらくフジコヘミングさんの家で飼われていて、彼女のピアノのそばにいつもいたそうです。東北沢に引き取られてしばらくしたある時、テレビでフジ子ヘミングさんのピアノの演奏が放送されました。演奏を聴いた末っ子の子猫はテレビの前に飛んでゆき離れなかったそうです。このことを毎日新聞が記事にしたいということで記者がこれから家にくるといっていました。私もなんだかうれしくなりました。(弓良)
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北国の家

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正月は北海道の実家ですごしました。数年前建てた温室のある家です。
今年の冬は暖冬とはいえ外は雪景色です。でも大きな温室を居間に
繋げてつくったので家の中は春のようでした。
ひさしぶりに読書をしてゆっくり過ごしました。
南方熊楠についての本を数冊読みました。彼は戦前に日本でエコロジ-
ということの大切さをといた偉大な方であることを感じ入りました。(弓良)

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ベランダのアサガオ

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事務所のベランダに植えていたアサガオがやっと1つだけ花を咲かせました。今年はいろいろな種類をたくさん植えてましたが、ちっとも花を咲かせず、茎だけが長く伸びておかしいと思っていました。がこれからどんどん咲いてくれそうです。毎朝が楽しみです。
しかし、ベランダで上がったり下がったりと無理をしてのびている茎を見るとすこしかわいそうです。出来たら地上から2階の軒先きぐらいにひもかワイヤーをつけてのびのび育ててあげたいものです。
どなたか新築の家をつくる方はどこか軒下にアサガオ用の場所をつくりませんか。
いろいろアイデアはあるのですが……….

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北海道での夏休み

北海道も東京並みに暑い日が続いていました。つい4カ月前まで雪が残っていたとは思えませんでした。でも東京にくらべて大地が広いので快適でした。
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北海道は川がきれいです。護岸が自然のままです。

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縄文時代のお墓(周堤墓)
窪地全体がお墓です。 北海道には所々にこうした場所があります。

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最近の建設コスト

最近建設コストが値上がり傾向で頭をいためています。特にコンクリート造の場合の型枠台工さんが不足しているようです。
建物の契約は工務店が施主と契約した以上値上げはないのですが工期が遅れがちです。また新規の契約の場合に建設コストの算定が難しくなっています。各メーカーが製品の値段をあげたり中国などへの輸出用にまわされて、型枠材も不足しているようです。中国の建設ラッシュの影響で鉄筋や鉄骨が値上がりになっていましたが他のものへも影響が出ています。とても心配な状況が続いています。

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桜が散る時が一番好きです

桜も終わりいよいよ植物たちが活動を盛んにする季節になりなりました。週末は井の頭公園の桜を見に行ってきました。
私は桜が散る時が一番好きです。このころは桜と同時に他の木々の新芽の緑も楽しむことができて刺激的です。
井の頭公園だけでは物足りないので、吉祥寺からぶらぶらと井の頭沿線を歩いてみました。新築の家や古い家を見て歩くのは楽しいものです。時々はめずらしい植物やびっくりする大木に出会ったりしてとてもリフレッシュでました。

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冒険的なコンクリート仕上

今設計中の住宅で少し冒険的なコンクリート仕上を試みています。
コストを押さえる目的もありますが普通の使い古した型枠材をあえて再利用してそのまま仕上にしてみようとしています。面白い仕上になるのではないかと楽しみです。

下の写真はイメージ写真です。フランスのある場所の下水道のコンクリートの壁です。
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大学生の実習授業 OpenDesk

大学の実習として日本女子大の3年生の学生が住宅の模型を作成しています。少し時間がかかりますが、丁寧に模型をつくってくれて助かります。一つ一つ着実に図面を理解しながらつくりあげてくれます。将来、設計者になるのに相応しい資質があるようです。
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「建築家」と「建築士」

まだ耐震偽装のことが大きく報じられ、建築士という言い方が誤解をまねく言葉になってきています。
私は建築士といういいかたが好きではありません。これは建築にかかわるいろいろな人を総称した言い方です。私は「建築家」と「建築士」は区別していただきたいと思っています。
建築家の仕事は施主の側にたって希望を形にし、いろいろなエンジニアの方の(構造設計者も含みます)検討を踏まえながら最終的な設計図をまとめあげるものだと思っています。デザイナーであることは勿論ですが、まずは計画を企画し、プログラムをつくり、どういう建築物をつくるかのストーリーをつくることが第一の仕事です。そして設計図にお基づいて施工者を監督指導し、施主の利益にそった建物をつくりあげることです。間違っても施工者から仕事を依頼されてはいけません。施工者を監督できなくなるからです。
建築家は100%建主の方のためにある仕事です。施工会社のためではありません。

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