鉄骨建て方 登戸の集合住宅

登戸の集合住宅の鉄骨建て方が今日終えました。
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構造は板橋の住宅と同じ鉄骨造ですが、ブレースのないラーメン構造です。板橋の住宅の場合、ブレースが水平力を負担していましたが、登戸の集合住宅は柱と梁の接合を剛とし(板橋はピン接合)、柱梁で水平力を負担します。よって柱や梁は板橋の住宅よりも大きなものになります。柱型や梁型が室内にでてきますが、スパンが飛ばせるため大きな空間が確保できます。店舗や集合住宅、事務所等に適した構造形式です。

今日お施主様よりうれしい報告を受けました。賃貸住宅の募集はもう始めているそうですが、順調に申し込みが有るそうです。まだ完成は数カ月先ですがこのような話をいただきほっとしています。

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鉄骨の製品検査 登戸の集合住宅

板橋の住宅につづき登戸の集合住宅の鉄骨製品検査にいってきました。
今回の使用する鋼材は板橋のものよりも厚いため溶接部位のUT検査も行いました。UT検査は鉄骨の溶接部に超音波を当ててそのエコーから溶接部位に傷が有るかどうかを確認する検査です。もし傷が基準値以上あれば不合格部は補修しなければならなくなります。今回の鉄骨工場は、視認しても溶接がきれいなされていてUT検査も問題なく合格でした。
明日から3日かけて鉄骨の建て方を行います。現場の接道部は、電線が多く建て方に苦労しそうです。

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安心できる性能の暮らしやすい家

「安心できる性能の暮らしやすい家ーすてきな家づくり6」が講談社より出版されました。

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設計事例を交えながら耐震や防犯等、家を建てよう考えている方に多岐にわたって興味ある記事が載っています。
この本の「PART3 建築家が提案する性能とデザインの融合術」の章で健康性能とデザインについてエッセイを書いています。

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鉄骨柱の柱脚と基礎配筋 登戸の集合住宅

鉄骨柱の柱脚のアンカーボルトの設置と基礎配筋が終わりました。
柱脚のアンカーボルトは、施工性の良いベースパック柱脚工法としています。ベースパックを用いると基礎コンクリート打設時等にアンカーボルトの位置のづれ等がおきず、信頼性の高い施工となります。

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基礎は、直接基礎ですが耐圧盤はなく、布基礎です。多摩川が運んできた石が堆積した礫層が支持地盤となります。礫層は、大変耐力が高いため鉄骨4階建ての建築本体を布基礎で支持できます。
今月末には、鉄骨製品検査を行い来月早々に鉄骨の建て方を予定しています。

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まちなみ住宅のススメ

コンペティション「まちなみ住宅100選」の記録が「まちなみ住宅のススメ」として鹿島出版会より出版されました。
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平成15年にベターリビング理事長賞を受賞した「世田谷区営玉川三丁目アパート」と優秀賞を受賞した「土志田邸」(三世代住宅)が掲載されています。
多数の例を挙げながら街並と住宅のの関係を語っている本です。興味のある方は、手にとってみて下さい。

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→玉川三丁目アパートについてはこちらを御覧下さい

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→土志田邸についてはこちらを御覧下さい

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鉄骨建て方完了 板橋の二世帯住宅

クレーンを使った鉄骨建て方作業が土曜日に終わりました。先週は天気が悪く工事が少し遅れ気味でしたが、無事建物の姿が現れました。鉄骨跳ね出しのバルコニーが設計の意図通り道路に浮いてくる姿が想像できます。この後工事は、床のコンクリートを打設、屋根を葺き、外壁を張っていきます。

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構造は鉄骨ブレース構造です。柱には軸力(垂直に働く荷重)のみを負担させてできるだけ細くし、水平力(風圧力や地震力)はブレース(写真のバッテンに入った部材)が負担します。木造のように柱が細くなるため、部屋に柱型がでてこないため住宅の構造に適しています。

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世田谷の家 着工 ブルータルな打放し外壁

世田谷の家が着工しています。
基礎耐圧盤のコンクリート打設まで終わりました。

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1,2階がオーナー住宅、3階が賃貸住宅3戸の計画です。
1,2階の外壁は、コンクリート打放し仕上です。一般的打放し用の型枠(パネコート)を使用せず、普通型枠を使用します。美しいコンクリート打放し仕上ではなく、コンクリート本来のブルータル(荒々し)な表情も持ちながら暖かみのある外壁となることを期待しています。

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